呑んだくれのヘ音記号

酒があったら毎日Happy。

花邑 純米吟醸 雄町

もはやとっくのとうに忘れ去られた感のある弊ブログ、ひさしぶりの更新であります。今回更新と相成りましたのは、とりあえず世紀のGW中、飲んだくれていたからであります。翌日を気にせず飲んだくれられるこのGW、素敵。でもちょっとだけ太った私のお腹、がっかり。

久しぶりすぎてブログの更新をどのようにやるのかすら忘れておりましたが、この連休に珍しい酒をいただきました。それが、湯沢の酒蔵、両国酒造が醸す日本酒、花邑(はなむら)です。このお酒、あの有名な山形のブランド日本酒、みんな大好き「十四代」の酒蔵から技術指導を受けた両国酒造さんが作った渾身のお酒なんだそうです。確かに言われてみれば、十四代のような強いメロンのような香りが鼻に抜け、甘さを感じるお酒です。かといって甘ったるいわけではなく、このあたりのバランスの良さが世間での評価を上げているのではないでしょうか。

この花邑の一升瓶、あっという間にたいらげてしまいました。秋田旅行もかなりのハイペースで酒が進み…。翌日は山形の友人からいただいた一升瓶を空けたのですが、それはまた次回に。(今度こそ月イチペースでの更新をなんとか実施したいところです)

花浴陽

いまさら今年のお正月を振り返るとそれはそれで各方面から非難の声が聞こえてきそうですが…。ともあれ、わたしも実家に帰ってゴロゴロしておりました。そんな中、親戚の方が珍しい日本酒を持ってきてくれました。羽生の南陽酒造がつくるお酒、花浴陽(はなあび)のおりがらみです。レアキャラであるこの親戚さん、来るたびにいつも珍しいお酒を持ってきてくれるのですが…。これには恐れ入りました。

新進気鋭の酒蔵が醸すこのお酒、ひとことでいうと「華やか」。軽い酸の感じと濃厚な酒の雰囲気を残しながらも、全体的には舌の上でお酒が踊るようです。日本酒感もしっかりしながらも軽快な感じ、悪くありません。日常飲むにはすこしもったいない気もしますが、お正月という非日常であれば、くいくい飲んでもバチは当たらないか。

ちょっと残念なのは、とっても入手が困難なこと。小規模の酒蔵の佳酒ゆえか、わりといい値段で取引されてしまうようです。見かけることがあれば、ぜひ試してほしいお酒です。

 

十一正宗 尚仁沢 純米酒

12月初旬。私は那須にお邪魔しておりました。初頭の那須は例年に比べると寒かったものの、現地の友人に聞いたところ「今年は暖かい」とのこと。例年身にしみて寒さが堪える季節になってきましたね…。那須に行った際に、おすすめの地酒はありますか?と尋ねると、二つ返事で「これ、安いけどとても飲みやすいからおすすめ!」と持たせてくれたお酒。それが十一正宗 尚仁沢です。

那須の湧き水の名前、尚仁沢の名前を冠したお酒。なんとなめらかな口当たり。パンチが効いた純米酒とはタイプが異なり、なにが相手でもすんなりとこなす順応性の高さが身上です。するっと飲めてしまう感覚は、新しい。けど、価格はお手頃。(四合瓶で1,000円程度)那須にお出かけの際は、バーベキューのお供にいかがでしょう?