呑んだくれのヘ音記号

酒があったら毎日Happy。

竹鶴Bar・2014@京急百貨店

10月10日は以前までは「体育の日」。この日は晴れの特異日(なぜだか知らないが統計的に晴れることが多い日」なんだそうです。首都圏は気持ちよく晴れていますが、また台風が…。うまく逸れてくれることを祈るばかりですね。

今日は酒です。(絶対もう酒の話題が増えそうな気がする…)

 

竹鶴Bar。

今期の朝ドラ「マッサン」の影響でしょうか。横浜市にある「京急百貨店」にて竹鶴Barをやる、と知ったのが昨日の帰り際のこと。ひょんなことから知ったこの機会、もしかしたら掘り出し物があるかも!ということで行ってきました、上大岡駅の京急百貨店。

特別開催 ニッカウヰスキー創業80周年記念 ウイスキー 竹鶴バー | 催事情報一覧 | トピックス | 京急百貨店

竹鶴、余市、宮城峡、そして入門編のウイスキーまでバランスよく取り揃えており、私も試させていただました。ハーフショット×3で1,500円は破格中の破格!本当にびっくりしましたが、時々ニッカウイスキーはこういったイベントをやってくれるのです。消費者としては嬉しい限りですね。

竹鶴21年ピュアモルト 700ml

竹鶴21年ピュアモルト 700ml

 

 最初は竹鶴の21年。竹鶴ならではのスムーズな口当たり、するっと入っていく滑らかさ。これがモルトということで本当に驚かされます。余韻も結構長めですが、かなりスッキリした印象をうけます。ストレートで味わいましたが全然アルコールっぽくない感じは、長年寝かせた旨さということでしょうか。

シングルモルト 余市20年(YO-20Y)700ml

シングルモルト 余市20年(YO-20Y)700ml

 

 続いて、余市20年。余市の若い酒はなかなかやんちゃな感じがしますが、20年ともなるとかなり丸みを帯びてきていました。が、個性は余市そのもの。生半可なキモチでグラスを傾けると個性が主張してきてムセました。。。頑固親父がちょっと丸くなったような。香りは一番よかったですね~。

 最後は限定品、竹鶴21年ノンチルフィルタード。蒸留する際に冷却濾過をしないため、通常の竹鶴21年との飲み比べではより濃厚、味が厚い、香りも芳醇なきがしました。スマートすぎず、でも個性が鮮やか。これが一番好きでしたかねー。

 

こんなおトクなイベントは、京急百貨店地下で~10/15(水)まで開催しています。もしお近くにいらっしゃる方がいれば是非どーぞ。こんな機会めったにないですからね~。

 

*お・ま・け*

私がいただいた一番すごい酒、それは余市にうかがった際に奇跡的に残っていた竹鶴35年。市価50万円というとんでもない化け物を試飲することが出来ました。(ハーフショットで5000円弱しましたが…)もはや全てにおいて圧倒的。まるで水のような柔らかさ、香り立つ芳香、そして味わったことのない、びっくりするほど長い余韻。それはそれはまさにバケモノでした。また機会があればお目にかかりたいですが、もう一生ないでしょうけどね。。。