呑んだくれのヘ音記号

酒があったら毎日Happy。

キリン 生麦工場見学

とある祝日。なにも予定がなく一日呆ける予定でしたが、思い立ってキリンのビール工場に見学に行きました。これが思いの外良かったので、簡単にレポートです。※初めて写真入りのレポートをしてみますので、ぶれぶれの写真が多いことはご容赦のほどm(__)m

  • 最初は工場長の勝間田さんがビデオ解説。横浜にできた日本最初のビール工場を受け継いでできたキリンビールは、最初山手にあったそうです。それが関東大震災後に生麦に移転したとのこと。
  • 次は原料。一番搾りに使われる麦芽とホップを実際に見ることが出来ました。炒った麦も試食させていただきましたがこれはこれでツマミになりそう。ホップはビールのためだけに作られる農作物で、苦味や香りのもとになるそうです。
  • ビールの糖化、濾過、発酵をするタンクを見学。この後継を見ると「工場来たなぁ~!」っていう感じがしますね。このタンク、見た目は上だけですが一番大きなもので高さ12mになるそうです。

    http://instagram.com/p/y-9LGKpA76/

  • 次は一番搾り(発酵前)の試飲をさせていただきました。もろみ(麦のおかゆ)を絞るひつようがあるのですが、その際に「一回だけ」絞った一番搾り麦芽のみをりようしているのが、一番搾り。通常のビールは二番絞り麦芽を含めて作っているようですが、この飲み比べが一飲瞭然。見た目も一番搾り麦芽は濃いのですが、味わいも濃厚。ほのかに麦の甘みが感じられて、これはこれで売り出せそうな雰囲気満載です。この試飲はアルコール入っていませんので、お子さんやドライバーさんもOKです。

    http://instagram.com/p/y_D1tapA1w/

  • その後、数週間の発酵工程、1~2ヶ月の貯蔵工程を経て樽、瓶、缶に詰められます。この場所もメカメカしい感じ。瓶や缶も時代とともに変遷されていき、最近の瓶は強度を保つためにセラミックでコーティングされているんだそうです。そういえば、昔のビール瓶は渋く光っていましたが今はテッカテカ。

    http://instagram.com/p/y-9PicpA8C/

  • で、その後おまちかねのビール。一番搾り(ノーマル)とスタウトの2種類、制限時間20分で3杯までのむことができます。一番搾りは、市場に出ているものとかなり異なり、苦味が全くありません。麦麦しさがある印象ですが、これはもっと爽やかでするするっと入っていきます。スタウトもいい感じ。正直20分ではとっても足りません。。。そんな貴方のために、施設内ではバーベキュー場とPubが併設されています。現在Pubは改修中、2015/3/20オープンとのことでしたので、また機会があれば行きたいですね。

    http://instagram.com/p/y-9G7MpA70/

     

そんな感じでまわってみた生麦のビール工場。そこは酒飲みにとっては本当に素敵な場所でした。ビールの原料となるアルコール無しの麦汁の試飲も良かったし、蔵出しのビールは本当にぜんぜん違う。これを飲んでしまうと家でのビールは一番搾り!と感じてしまいます。素敵な体験ができたので、また違う機会に行ってみようかと思います。もちろん、その時はバーベキュー込みで♪

キリン 一番搾り 350ml×24本

キリン 一番搾り 350ml×24本