呑んだくれのヘ音記号

酒があったら毎日Happy。

繁桝 大吟醸

永らく放置してしまっているような気もする、本ブログ。いや、酒はいっぱい飲んでいるんですよ。GWにも酒飲み旅行に行ったし。そのブログもあげたいなぁと思っていたら、お仕事が忙しくなったり、環境が変わったり、おかげで今までのようなブログがアップできなくなってしまったり。悲しいものですな。 で。今回はゴールデンウイーク話の前段階。まだ春に飲んだお酒「繁桝」をご紹介したいと思います。私の中で九州は焼酎文化が根付いているイメージが強いのですが、福岡県は日本酒も結構作られている印象があります。水が美味しいからか、南に位置するからか、さらりと飲めるお酒が多い印象。 今回物産展で出会ったお酒は「大吟醸」。このお酒、ほとんど出回らないお酒で、本当は「純米大吟醸」を作る過程で出る「純米大吟醸」を名乗れないようなお酒を地元の方向けに安価に飲んで欲しいとの思いからできたお酒。なので、大吟醸のくせに1,500円以下で購入できるとってもコストパフォーマンスの高いお酒です。 印象は…飲みやすいです。純米大吟醸も比較して飲みましたが、純米大吟醸はすこしキレイ過ぎるお酒で、食中酒として飲むには勿体無い。その点、この大吟醸は味があり程よい日本酒感が感じられる私の好きな味でした。なかなか出会うことが少ないお酒だとは思いますが…きれいな酒がほしい方は一度お試しを。

獺祭

いまさらご紹介するまでもないので、ココに取り上げるかどうか迷ったのですが…。横浜の高島屋は、いつも獺祭を揃えてくれています。ただ毎日が限定販売。当日の仕入れ分がなくなると売り切れ。月1回の抽選販売「森伊蔵」に比べればよっぽど入手しやすいお酒ではありますが、それにしてもレア物には間違いのないお酒、獺祭。

山口の旭酒造で作られる獺祭は、精米度合を極限まで上げる事でキレイなお酒を作ってくれます。日本酒の最高級品として「純米大吟醸」というランクがあるのですが、これは50%以上精米した米で作られるもの。この基準を凌駕し、精米度合50%、39%、23%となるそれぞれのラベルは、味がどんどんすっきりしていきます。実際に精米済みのコメを見せていただいたことがありますが、2割3分になると米粒が小さなアラレ状にまでちっちゃくなってました。飲み比べセットで試したところ、二割三分は綺麗すぎて(それと高すぎて)酔えませんでした。。。私はやはり、50%くらいの獺祭が一番好き。価格も味もしっかりした、日常感のあるお酒だと思いました。別に磨き50がダメではなく、この辺りは完全な好みですよね。

しかし、この飲み比べセットも本当は3,000円程度で購入できるんですけどね。どうも通販で購入したりしようとすると倍ちかくしちゃうみたいで。獺祭の直販ストアが4月にオープンしたようですので、そちらもあわせてご紹介しておきますね。発送まで2ヶ月待ちですが…。

獺祭Store WEB店

雨後の月 new moon

先週、歓送迎会で飲みました。(私が年がら年中飲んでる人みたいなので念のため。外れていないけど)今回のお店は日本酒の品揃えが幅広く、十四代だけで数種類あるというこだわりのお店。案の定十四代は生酒をいただいたのですが、今回ご紹介するのはいつもの十四代ではなく、広島 相原酒造の雨後の月「new moon」です。濃厚な十四代も非常に美味しかったのですが、今回頂いた雨後の月はすごくスッキリ。その中でもこのnew moonは香り立つあっさり感が女性受けしそうな佳酒でした。わりとあっさり飲めてしまうのは口当たりが良いから。酒の味という意味では飲兵衛さんには物足りない気もしますが…わりと私も酔っ払っていたので美味しくいただけました。白ワインに近い、フルーツを思わせる香りは、料理のはじめにいただくのが相性よさそうな気がします。

この雨後の月の純米吟醸も味わいたかったのですが、今回はあっさり感に負けてしまいました。今度は是非リベンジ…!