呑んだくれのヘ音記号

酒があったら毎日Happy。

喜久泉 吟冠

大変にご無沙汰となってしまった今回のお酒日記。ウイスキー業界では、白州12年と響17年が終売してしまうという大変に残念なニュースが飛び交っておりましたが…私は私生活でぐったり中でして。そんな中、私が今回飲んだお酒は、青森県、西田酒造の「喜久泉 吟冠」です。

西田酒造と聞いてピンときた方、はい、あなたは通ですね。ご存知「田酒」の酒蔵の別ブランドが今回の喜久泉です。今回は田酒とセット販売されていたのを購入したのですが…。いやいやどうして、この喜久泉だってまったく田酒に勝るとも劣らない佳酒だとおもいます。するっと入っていくすっきり感、アル添だからこそなのかの飲みやすさ、だからといって辛すぎない、食事を邪魔しない、うまく脇役であり続けるお酒。そんな印象を持ちました。

田酒はなかなか首都圏では手に入りにくい印象がありますが、、、この喜久泉だってなかなかいい線いっています。もし見かけたら二本とも購入し、飲み比べしても面白いかもです。

澤屋 まつもと 守破離

飲み飽きしない酒。いろいろな定義があると思いますが、私が先日酒屋でたまたま手に入れてあっという間に飲み干してしまった酒。それが京都の酒蔵が醸す酒、「澤屋 まつもと 守破離」です。五百万石という酒米を使って醸したそのお酒、開けた瞬間、微かな発泡に驚きながらもするっと入るその口触りにびっくりします。かといって食事を邪魔することもない素直な味。食中酒としてもあわせやすいお酒だと思います。

特徴のないお酒。これって実は本当に表現するのが難しいんですよね。特徴がないのが良い特徴。ダメなお酒でないけれど、特出すべき特徴のないお酒。例えるならば、(セクハラが入るのかもしれないけれど)絶世の美女を毎日見るよりも、素直ないい子と毎日付き合いたい。そんな、素直だけどちょっとした個性を持った美人。でもずっとお付き合いするとぞっこん惚れ込んでる美人。そんなお酒かなぁ。いいお酒です。

パッケージも洒落てます。昔、CDショップでジャケ買いしていた自分が、今では知らない日本酒のパッケージを見てジャケ買いしているなんて、面白い話ですよね。

横浜君嶋屋

すっかり放置してしまっている当ブログですが、お酒を飲んでいないわけではありません。色々と変わらぬペースで飲み続けている私ではありますが、最近どうも外食飲みする機会が減っているような。そうすると自分で購入したお酒をちびちび味わうわけで、購入/紹介するペースが落ちてしまっています。どうもすみません。今回は行きつけの酒屋のお話。

酒好きにはとっておきのお店が横浜にあります。横浜君嶋屋。正直有名店だと思いますのであえてココで取り上げるかどうか迷ったのですが…。全国の日本酒、とりわけレアなもの、旨いものが揃うお店です。自宅からはちょっと距離があるのですが、その手間と時間を掛けて来る価値がこのお店にはある、と思います。レアモノも絶対購入できるわけではないけれど、たまたま入荷していればラッキー。その一期一会感があるのもこのお店の魅力ですね。

昨日。強引に仕事を納めた私はわざわざ仕事帰り、このお店に赴きました。それは、来るべき年末年始のため。寝正月を決め込むため、いつもよりちょっといい酒をいただくため。購入したお酒は、とてもココでは取り上げることが出来ないくらいのレア酒揃い。久保田の純米大吟醸もあればまつもとの守破離 五百万石もあったり。今回は以前も紹介したことのある寫樂も購入できたのがラッキーだったかな。もちろん、開栓したらこのブログでも紹介しますね。(来年こそは頑張ってブログ更新するぞ…!)

久保田の純米大吟醸なんて初めて見ました。と思っていたら、最近発売開始になったお酒なんですね。でもこの純米大吟醸、四合瓶で1,500円。どんな味わいになるのか、いまから楽しみです♪